ネカマをご存知でしょうか
ネカマにはいろいろなタイプがいるということは分かっています。
その目的も様々で、悪意のあるものも中にはいます。
しかし、単純に女性になりきってメールをすることに普通に楽しみや癒しを得ているという場合もあるようです。
たまたまそんな一人のネカマの話を聞く機会がありました。
彼女、いや彼でしょうか・・・いわゆる現実逃避的タイプとでも言えばいいのでしょうか、違う自分になる事で一種のストレス解消になっていたようです。
さらに癒しだったり楽しみにもなっていたという事です。
ネカマになったのは特に理由があったわけでもないようです。
女装願望なんてものがあるわけでもなし、女性になりたいという言うわけでもない、ただ、違う自分になると言う中で、たまたま選んだのが女性だったと言うだけのようです。
当然普段はいたってノーマルです。
騙しているという事に対して罪悪感はあまりないようでした。
相手も同じようなものだというのが彼の意見です。
メールの会話で相手がすべて正直に話していないということは分かるという事でした。
大きさは違っても、人は知らない相手に対して、いつもとちがう自分になって話すことで癒されている。
そんなことを言っていました。
勿論、それは彼一人の思い込みかもしれません。
メールの相手の中には気がついている人も何人かいたということも言っていました。
疑っているというような人や、完全に分かっているんだろうと思える人もいたようです。
怒って罵詈雑言を浴びせてくるような人もいるが、そうでもない人も多いということです。
勿論自分から名乗るような事はないので、相手がどんなに確信を持っていても最低限の節度を持っている人がほとんどであるとも言っていました。
当然ですが、メールは来なくなります。
意外なことにメールがこなくなるとしばらくは落ち込んだりもするということです。
それでも続けるのはなぜかと聞くと、『自分でない自分でいるのが一番自分らしい時間だから』と言っていました。
ネカマといっても感情のある一人の人間だという事なのでしょうか。
勿論、騙されたことで傷つく人もいるでしょうが、少なくとも彼の場合は、それだけでもなさそうです。